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「強度行動障害支援者養成研修」に参加して

2021年11月20日-21 日の2日間、私は日本で初めて「強度行動障害支援者養成研修」に参加しました。 この研修の目的は、タイトルが示すように、強度行動障害のある方に適切な支援ができる人材を育成するために行われます。


「強度行動障害」とは?

強度行動障害とは、本人の健康を損ねる行動や周囲の人のくらしに影響を及ぼす行動が著しく高い頻度で起こるために、特別に配慮された支援が必要になっている状態のことです。例えば、身体を殴ったり、食べられないものを食べたり、危険な状況にあったり、他の人を殴ったり、物を壊したり、何時間も泣いたりするなどの行動です。

また、強度行動障害と自閉症の関連性が高い と言われており、強度行動障害への支援を学ぶためには、自閉症の特性を把握することが大切です。自閉症の特性には大きく4つあります。1)人や集団との関わり、状況の理解が困難な社会性の特性、2)理解、発信、やりとりが難しいコミュニケーションの特性、変化への対応、3)予定を立てることの困難、4)物の一部に対する強い興味などの想像力の特性、感覚が過敏または鈍感である感覚の特性の4つです。

したがって、これらの障害の原因を十分に理解し、割り当てられた担当者のと支援の構造を通して、これらの困難に苦しむ人々を可能な限り最も適切な方法でサポートすることが不可欠です。その為には、本人の行動をヒントにこれら4つの特性に気づき、適切な支援を組み立てることで、支援も本人の活動も成功しやすいということがわかりました。強度行動障害という状態になっている人や、なりやすい人が地域の中で安心して幸せに生活することを目標に支援していきたいと思いました。